カート

カートは空です

What's kras?

日本とバリを、かけあわせる。

伝統的な日本の手しごとと、伝統的なインドネシア・バリ島の手しごと。その2つの技術と視点を行き来しながら、ものづくりをするライフスタイルブランド。それが私たち、krasです。つくるものや素材ひとつひとつと向き合い、柔軟に、その時のベストなつくり方を探す。だからこそ、ものづくりにいつだって寛容になれ、様々な技術やブランドとコラボレーションをすることができます。京都とバリを拠点に、これからも手しごとにこだわって、ものづくりをしていきます。

Back story

ふたつの出会い。

krasの作家である井上翔子のパーソナルな、「バリ島との出会い」という縁。そしてまた、彼女の「和裁との出会い」というもうひとつの縁。このふたつの縁が、krasのはじまりでもあります。バリ島の文化や伝統技術に魅せられて、そこに日本の技術や感性を掛け合わせ、新しい価値を生み出す。そんな探求の旅を続けています。

アタのものづくり

バリ島の古くからの風習や、暮らしを守り続けている数少ない村のひとつである、トゥガナン村。krasのアタはその場所で、昔から受け継がれている伝統的な工法でつくられています。

もともと、アタはバスケットなどの商品として売るために開発された工芸ではありません。戦いや勝負を司る神様へささげる神事として年に一度開かれるマカレ・カレという祭りの場で催される、“鋭いトゲのある葉の剣とアタで作った盾で行う戦い”のためにつくられていたものなのです。

それが100年ほど前から、バスケットや日用品づくりにも応用されるようになりました。天然の素材だけを用いてつくられるこのアタ製品は、高温多湿な環境でも100年もの耐久性を発揮します。

krasのものづくり

工場では、つくれません。

krasのプロダクトやエクスペリメントは、工場ではつくれません。その理由は、毎回素材やつくり方と向き合うから。ひとつずつ事情が異なる素材に向き合い、その時その時のベストをこしらえる。この独特のつくり方は、技術が進歩した今でも、機械や工場などではできないのです。大量生産を目的にしないで、新しい技法を模索したり、技術を毎回磨きながらものづくりをしていく姿勢が、作家やブランドを成長させていくと信じています。

PRODUCTとEXPERIMENT

つくり方、からつくる。

krasのECサイトや取り扱い店でご覧いただける「プロダクト」とは別に、「エクスペリメント」という活動をしています。エクスペリメントでは、お誂えものなど、1点ものの製作や、他ブランドとの小規模コラボレーション、普段は組み合わせない技術同士を組み合わせてみるなど。その名の通り、より実験的に、新しいつくり方や素材に向き合うものづくりをしています。